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SESはやめとけと言われる理由|人生ワースト1の仕事で、時間も給料も削られた話

SESで時間も給料も削られた体験を表すMoney Pearlのmizuki
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mizuki

借金1,000万円超を抱えながら、昼も夜も働いて人生を立て直し中。 任意整理、督促、税金、収入アップ、自己管理まで、お金と人生の再構築をリアルに記録しています。

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こんにちは、借金自力返済中のmizukiです。

これまで返済と並行しながら、たくさんのお仕事を経験しました。なかには、知人経由で割といい条件で雇ってもらったこともあるし、適当に就職したけど、あまりに退屈でミス連発してクビになったこともあります笑。
他の記事でもアップしていますが、知人からお金を借りる条件で、肉体労働かつ会社ごっこをしてその後すぐ破産した会社で働かされたこともありました。
座って電話をかけているだけで、週4稼働で一般的なOLの3倍くらい稼いでいた時期もあります。

私は興味のあることを深掘りしたい一方、やりたくないことは一切継続できないタイプなので、
なんとなく、手に職をつけるためIT企業で働いてみようかな‥それなりにPCは使えるし、プログラミングも興味があるし

そんな軽い気持ちで、客先常駐を中心とするSES(システムエンジニアリングサービス)企業に入社することを決めました。
そのための就活も、かなり適当に終わらせたのですが…

「ここで働いてスキルをたくさん身に着けて、どんどん上を目指していこう!」

と意気込んでいたのも束の間、働き始めてすぐに、SESがヤバいと言われる理由を目の当たりすることに。

結果的に1年経たずして退職することを決めました。
理由は、時間の無駄だから。

SESで働いているのに、誰の社員なのか分からなくなる

私はある会社に正社員雇用されています。でも、毎日仕事をする場所は客先の現場です。

業務の指示も、仕事の進め方も、日々接する人間も現場側です。自社と関わるのは、定期面談や報告物を出すときくらい。
一般的な企業のように、業界で成長していくための教育環境やノウハウの共有はほぼなく、「自分で学習してね」というスタイルです。

自社からは「勤務は現場に準ずる」という指示を受けています。
でも、雇用主は現場の企業ではないから、勤務時間の管理や給与、残業代の扱いになると、そこで「自社のルール」が出てきます。

これが曖昧な多重下請け構造の罠で、都合の悪いところはお互いに押し付け合い、最終的に労働者がそれを吸収する構造になっていると感じます。
曖昧なので、どちらに合わせるべきかわからないことは、自分が我慢して消化していくスタイルでした。

現場の都合にも合わせるし、自社の都合にも合わせる。けれど、こちらの都合を調整してくれる人はいないんです。

これが、働き始めて最初に感じた違和感でした。

現場はフレックス、自社は固定時間。間に挟まるのは私

現場ではフレックス勤務が求められていました。
元請けとの契約で、一定の枠内で働く必要があるため、残業が続いた場合は自分で労働時間を調整する必要があるからです。

一方、自社は固定時間制です。

それがはっきりわかったのは、実際給与が通知なく減額されたあとでした。

「現場に準ずる」と言っておきながら、ある日突然「うちは固定時間制だから、現場がフレックスでもフレックス運用は適用されない」と言って給与を減額してきたんです。

それも、それまではその運用で何も言われていなかったのに、ある日突然。

勤務日数に対する所定時間はとうに超えていて、残業代の出ないみなし残業が数時間あるにもかかわらず、です。

少なくとも、それまでと同じフレックス運用の範囲なら、時間調整のたびに理由や事前承諾を求められるとは思っていませんでした。

しかも実際にそれまではフレックス運用が認められていたし、自社の出勤簿にも「フレックス勤務制」を選択する項目があるなど、あたかもそれを認めていると誤認するような運用が続いているのが実態でした。

ある日、時間調整も兼ねて普段より遅く出勤した日の理由を尋ねられ、それを一方的に「自己都合」と判断され、無断欠勤扱いになったのです。

じゃあ他の日の時間調整も同じように事前に申告していないけど、なぜそれはOKで今回だけNGなの?判断基準は?

という感じでした。この件については、後日総合労働相談コーナーに相談予定です。

残業すればするほど、単価が下がっていく

私の勤める会社の給与には、いわゆるみなし残業代が含まれています。
さらに、残業代は15分単位の支給です。

またあるSES企業は30分単位だと聞きました。

固定残業代という制度自体はよくあることだと思います。

とはいえ、SESで働く側の感覚としては「残業代の出ない時給のバイト」。

いまどき、アルバイトでも1分単位で残業代がでます。

それを15分とか30分単位で計算したり、固定時間残業代として給与にあらかじめ組み込まれていたり、「ボーナス支給」を謳っていながら、「ボーナスは月々の給与に振替している」とあとから言われたり。

正直、面倒な多重下請け構造の枠組み内で働くメリットは1つもない!

と断言できます。

メリットがある人がいるとしたら、自分で仕事を探せない人くらい。

次の現場がみつかるまでの間も、給料がもらえるらしいから。
でもいい条件の仕事なんてこの世にいくらでもあるし、会社に提供してもらう案件が自分で探す仕事よりも格段に条件がいいなんてこともなさそうだし、

そこにわざわざ複数社を挟んでマージンだけ引かれてまでSES企業で働くメリット、なくないですか?

1社と1現場しか経験していないから何とも言えないけど、

SESで働いている人は、なにを目的にこの業界で働いているんだろう?という印象を受けました。

自社は何をしてくれたのか

自社には案件を紹介されました。

たったそれだけです。

少なくとも私が期待していたような教育や福利厚生のメリット、組織に属することで得られるものは、何一つありませんでした。

自社の社長に直接会ったのは、面接と社員会の二度だけ。

自社の社員に会ったことは1度しかありません。

むしろ仕事として会ったことは一度もないです。

社員間で知識を共有したり、先輩から学ぶ、後輩に教える、など、組織一体となって成長していく感覚が全く得られない初めての仕事でした。

その一方で、終業後の自社面談に定期的に時間を取られ、自社、一次請けの会社、元請けの会社それぞれへの報告物もあります。つまり、普通よりも手間がかかり、普通に仕事するよりもマージンが引かれて手取りが減るんですよ。

私には「案件を横流しして、定期的に生存確認する会社」にしか見えませんでした。

悪いところは全部、本人が吸収する

SESで一番不快だったのは、残業そのものではありません。責任の境界がぼやけていることでした。

現場の人間はフレックスだし、私は他社の人間で支払うのは私の所属会社だから、私が何時まで残っていようとおかまいなしに仕事を振ってくる。

もう帰って次の「単価のマシな本業」に向かわなきゃ!
そう思っている矢先に、18時30分すぎに「これ、今日中にお願いします」と仕事を振られます。

それも、日中に一度引き受けたのに、「やっぱりいいです」と言われて手から離れていた仕事を。

私はその残業を引き受けたところで、自社からの残業代はもらえません。みなし残業の範囲だから。

一方、その残業のせいで、次の「本業」には遅れるため、手取りが減るんです。

かといって、相当急いでいそうなので、断るわけにもいかない…と無駄に責任感があるため、その「時間の無駄」を吸収するのは、現場でも自社でもなく、常に自分でした。

困るのは私だけ。私がサビ残することでこの業務は成り立っていると思えるほど。

給与まで削られたら、何のために働いているのか

給与を減らされた詳しい経緯は、資料と時系列を整理してから追記します。

総合労働相談コーナーにも相談し、その見解を確認する予定です。相談前の現時点では、会社の対応が法的に問題だったとは断定しません。

ただし、借金返済中の人間にとって給与カットは、仕事への不満で終わる話ではありません。

返済できるのか。家賃を払えるのか。食べ物を買えるのか。

そのまま生活に直結します。

時間を安く売っているうえに、その給料まで減るなら、私は何のために会社へ行っているのだろうと思いました。

「正社員だから安定」は、私には当てはまらなかった

正社員になれば安定すると言われるし、借金があるなら、まず転職を繰り返さず、1つの仕事を続けるべきだとも言われます。

そういう考え方も一理あるのは理解しています。実際、新卒で入社した企業には、いろいろなことがあっても続けた結果、最終的によい評価をいただいたのですから。

でも、安定して低い給料をもらい、安定して時間を失い、安定して借金が減らないなら、それはただの横着であって、安心と引き換えに何も得るものはないと感じます。

会社に所属しているという社会的な安心感だけを得て、その先にあるやりがい、自分のスキルや経験値に見合った収入、生活環境の改善余地を手放しただけでした。

この時間を、もっと単価の高い仕事、副業、勉強に使った方がいいのではないか。毎日そう考えるようになりました。

私は借金を返して、長期的な資産形成をしたい。

そう考えたとき、退職金制度やボーナスのない企業で、何のスキルも身につかないただの「作業員」を続けることにはむしろ危険を感じました。

「もしかするとこの頼りない会社も、そう長くはもたないかも」

そう感じるような曖昧で適当な運用をしている点も、退職判断の1つとなりました。

SESをおすすめしない人

SESでも、会社と案件が合えば経験を積める人はいると思います。ただ、次のような状態なら慎重に考えた方がいいです。

  • 自社が何をしてくれる会社なのか説明できない
  • 固定残業代の時間数と金額を把握していない
  • 現場と自社で勤務時間のルールが違う
  • 現場で起きた問題を自社が「現場のこと」で済ませる
  • 教育やキャリア支援より、報告物だけが多い
  • 手取りを増やしたいのに、残業しても収入が増えない

入社前なら、「未経験でもIT」「正社員」「研修あり」という言葉だけで決めず、配属後に誰が勤務時間を管理し、問題が起きたとき誰が対応するのかまで確認した方がいいと思います。

時間を売るほど損をする仕事から抜けたい

何度考えても人生ワースト1の仕事でした。

正直な感想は、「会社ごっこをしているだけ」の会社で勤めた感覚です笑。

本当にツッコミどころ満載で、なんでこんなところで働いたんだろう?としか思っていません。

もちろん、私には向いていなかった、というだけかもしれません。もっと良いSES企業も、まともな現場もあると思います。

それでも私は、「残業代の出ない現場作業員」という立ち位置にメリットも将来性もひとつも見出せませんでした。

借金があるからこそ、何でもいいから働けばいいわけではありません。返済するには、時間も体力も必要です。

その両方を使い切る割に、その収入だけで生活できないほどの低賃金では、一生這い上がれません。

私はこの先、借金を返すだけではなく、収入そのものを上げて「お金でお金を稼ぐ」状態を目指します。

時間売りの仕事ではなく、自分の価値を高めて、それを売りにして生きていく。

「借金1,000万円超の人が、安い給料で消耗していた話」で終わらせるのはあまりにも退屈な人生です。

SESを辞めたあと何を始めて、収入がどう変わったのか。完済まで含めて、この続きを書ける状態にしていきます。